【高校野球】鳴門 3年ぶり14度目甲子園大会出場 エース・富田、夏の舞台でリベンジへ 徳島大会決勝

[ 2022年7月27日 17:00 ]

第104回全国高校野球選手権徳島大会・決勝   鳴門-鳴門渦潮 ( 2022年7月27日    むつみスタジアム )

 鳴門が鳴門渦潮を6-1で下し、3年ぶり14度目の夏の甲子園出場を決めた。8月6日開幕の第104回全国高校野球選手権大会(17日間、甲子園)に出場する。鳴門渦潮は5年ぶりの出場はならなかった。

 大黒柱がチームを徳島の頂点に導いた。先発・冨田遼弥(3年)は立ち上がりから安定感抜群の投球を披露。4回に一時は同点に追いつかれたが、テンポのいい投球で味方の援護を引き出し、乱れることなく9回を投げ抜いた。徳島大会全4試合、計28イニングを完投。全国屈指の実力を持つ左腕が抜群の存在感を放った。

 冨田は今春選抜大会でも登板。初戦で大阪桐蔭と対戦し、敗れはしたが、強力打線を3点に抑える好投を見せた。夏のリベンジへ。全国制覇へのスタートラインについた。

◇鳴門 甲子園への足跡◇
2回戦 11-0 名西
準々決 7-3 富岡西
準決勝 10-0 城東
決 勝 6‐1 鳴門渦潮

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2022年7月27日のニュース