札幌大谷 創部14年目で初甲子園 「ライナー徹底打線」で知内のプロ注目左腕・坂本攻略

[ 2022年7月27日 04:30 ]

第104回全国高校野球選手権南北海道大会決勝   札幌大谷7ー2知内 ( 2022年7月26日    札幌丸山 )

<知内・札幌大谷>優勝を決め喜ぶ札幌大谷ナイン(撮影・高橋 茂夫)
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 札幌大谷が6試合で64点を挙げる活発な打撃で、創部14年目で初めて南北海道代表となった。

 苫小牧中央のドラフト候補・斉藤優汰(3年)を攻略した準決勝に続き、知内のプロ注目左腕・坂本拓己(3年)から7回までに10安打で5得点。支部予選2戦目から5試合連続2桁安打、チーム打率・425の打線に、船尾隆広監督は「練習でライナー、ライナーと徹底してきたことがいい結果につながった」と目を細めた。

 不安があった投手陣ではエース左腕の森谷大誠(3年)が一本立ち。今夏、最速を148キロに伸ばし、8四死球を与えながらも138球で9回を投げ抜き「途中でストライクが入らなくなったが、開き直って投げた。甲子園ではコントロールを見直していい投球をしたい」と話した。

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2022年7月27日のニュース