【高校野球】樹徳 健大高崎破り、30年ぶり聖地へ 群馬大会決勝

[ 2022年7月27日 12:33 ]

第104回全国高校野球選手権群馬大会・決勝   樹徳-高崎健康福祉大高崎 ( 2022年7月27日    上毛新聞敷島 )

<群馬大会決勝 樹徳・健大高崎>樹徳先発・亀井(撮影・尾崎 有希)
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 樹徳が6-4で高崎健康福祉大高崎を下し、30年ぶり3度目の甲子園大会出場を決めた。8月6日に開幕する「第104回全国高校野球選手権大会(17日間、甲子園)」に出場する。健大高崎は7年ぶりの甲子園大会出場はならなかった。

 初回に長短4安打を集めて5点を先行してペースを握ると、先発のエース・亀井颯玖(3年)が持ち味を発揮した。制球力を生かした丁寧な投球を展開。13安打を浴びながらも、4失点と粘り抜いて9回を投げ切った。

 井達誠監督も「ウチのエースですので、亀井と心中するつもりで、今日も覚悟を決めていました」と全幅の信頼感を口にする。自身が選手時代以来となる30年ぶり出場について問われると「たくさんの方に本当に心配していただいたり、ご迷惑かけて…。選手時代以上の成績が残せるように頑張ってやってきたい」と声を詰まらせた。

 春季群馬大会は初戦敗退。チームを立て直し、ノーシードから進撃した。甲子園大会は1991年に初出場を果たし、連続出場となった翌92年に初勝利を記録。1大会2勝を最初の目標に設定し、全国の舞台に挑む。

◇樹徳 甲子園への足跡◇
1回戦 9-1 群馬高専
2回戦 3-0 前橋商
3回戦 6-1 高崎商大付
準々決 6-0 前橋育英
準決 10-7 桐生第一
決勝 6‐4 高崎健康福祉大高崎

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2022年7月27日のニュース