【球宴】柳田がMVP!14年以来2度目 「清宮バット」で勝ち越しV弾「清宮くんありがとう」

[ 2022年7月27日 21:23 ]

マイナビオールスターゲーム2022第2戦   全パ2─1全セ ( 2022年7月27日    松山 )

<全セ・全パ>6回、岩崎から勝ち越しソロを放つ柳田(撮影・光山 貴大)
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 「マイナビオールスターゲーム2022」は27日、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで行われ、全パが2―1で全セを下して2連勝。通算成績を88勝80敗11分けとした。全セは昨年の第2戦から3連敗となった。6回に勝ち越しソロ本塁打を放ったソフトバンクの柳田悠岐外野手(33)が14年第2戦以来2度目の最優秀選手賞(MVP)に選ばれ、賞金300万円をゲットした。ソフトバンク勢がMVPを獲得するのは17年第2戦のデスパイネ以来。

 柳田は「3番・指名打者」で先発出場。1-1の6回の第3打席で清宮幸太郎(日本ハム)が使用するバットで打席に立ち、全セ4番手の阪神・岩崎が投じた初球の外角低め直球を左翼席へ運ぶ勝ち越し本塁打を放った。本塁打後のベンチ前ではテレビカメラに向かって清宮のバットを笑顔で見せていた。

 「昨日の清宮くんの勢いにあやかり、清宮くんのバットを借りて打席に入りました。清宮くんのおかげでホームランを打つことができたと思います。清宮くんありがとう。ホームランダービーでも最高のパートナーでした。清宮フィーバー!」と“相棒”に感謝した。

 柳田が球宴で本塁打を放つのは14年の甲子園で行われた第2戦の6回に山井(中日)から放った2点本塁打以来となった。

 試合前恒例の本塁打競争の決勝では26日に引き続いて清宮が打撃投手を務めて臨んだが、レアード(ロッテ)に3―4で敗れて優勝とはならなかったが、試合では6回の決勝弾で見事MVPを獲得した。

 また敢闘賞には2回に同点適時打を放った松川虎生(ロッテ)、2番手で2回無失点で抑えた大野雄大(中日)、2打席連続安打を放った村上宗隆(ヤクルト)が選ばれ、それぞれ賞金100万円を獲得した。

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