全パがギータ弾で連勝! 朗希162キロ、伊藤は超スローボールで沸かせる 全セは昨年から3連敗

[ 2022年7月27日 21:18 ]

マイナビオールスターゲーム2022第2戦   全パ2―1全セ ( 2022年7月27日    松山 )

<全セ・全パ>6回、岩崎から勝ち越しソロを放つ柳田(撮影・光山 貴大)
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 プロ野球のスター選手が一堂に会する「マイナビオールスターゲーム2022」は27日、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムに舞台を移して第2戦が行われ、全パが柳田悠岐外野手(33=ソフトバンク)の勝ち越しアーチで2―1と全セを下して2連勝。通算成績を88勝80敗11分けとした。全セは昨年の第2戦から3連敗となった。

 全パは0―1で迎えた2回、全セ先発左腕・床田(広島)から島内(楽天)、牧原大(ソフトバンク)の連打などで1死二、三塁とし、松川(ロッテ)の右前適時打で同点。1―1で迎えた6回には1死から柳田が全セ4番手左腕・岩崎(阪神)の初球、外角低め直球を左翼スタンドへ勝ち越しの1号ソロ本塁打を放ち、これが決勝点となった。

 全セは初回、4月に完全試合を達成した全パ先発右腕・佐々木朗(ロッテ)の真っ向勝負に1死からウォーカー(巨人)が162キロ、山田(ヤクルト)が158キロ、村上(ヤクルト)が160キロを叩いて3連打で満塁とし、佐藤輝(阪神)の左犠飛で先制したが、得点はこれだけだった。

 全パは初回に佐々木朗がMAX162キロの速球を披露する一方、8回には8番手右腕・伊藤(日本ハム)が計測不能な超スローボールを駆使。坂倉(広島)を初球スローボールで打ち取った後、佐藤輝は全5球直球勝負の150キロで三振、ビシエド(中日)は全3球スローボールで打ち取るなど全セを翻ろうしてスタンドを沸かせた。9回はモイネロ(ソフトバンク)、松井(楽天)、益田(ロッテ)による“1人1殺”の豪華リレー。2死から益田が牧(DeNA)、近本(阪神)に連打を許して一、二塁のピンチを招いたが、逃げ切った。また、第1戦でサヨナラ弾を放った清宮(日本ハム)は「1番・三塁」で先発出場し、第1打席で中前打。その後、一塁、左翼と守備を変更してフル出場し、第2戦も盛り上げた。

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