【高校野球】名門・上宮、伊藤の投打にわたる活躍で5年ぶり4強「次も自分の投球するだけ」

[ 2022年7月27日 12:33 ]

第104回全国高校野球選手権大阪大会・準々決勝   上宮4―1東大阪大柏原 ( 2022年7月27日    南港中央 )

決勝点を自ら挙げ、7回1失点で5年ぶり4強を果たした上宮・伊藤大智
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 先発した上宮の背番号10・伊藤大智(3年)が投げては7回3安打1失点、打っても5回2死三塁から決勝のセーフティーバントを決めるなど、チームを引っ張った。

 「あのバントは伊藤が自分で判断した。打力は弱いのでセーフティーの練習はずっとしていたが、よく単独で決めてくれた」と村田侑右監督と17年夏以来、5年ぶりの大阪4強に手応えを感じていた。伊藤も「前の球を空振りして、普通なら打てないとバントに切り替えた。三塁前のいいところに行ってくれた」と笑顔だった。

 自らの技で均衡を破ると、マウンドでも打たせて取る持ち味を発揮。「真っすぐとチェンジアップの組み合わせが良かった。次も相手に関係なく自分の投球をするだけ」と伊藤はきっぱり。春季大会では準決勝で大阪桐蔭に0―5で完敗。右腕はリベンジを誓った。

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