エンゼルス・大谷 自打球でもん絶 直後に二塁打 痛み耐えフル出場

[ 2022年7月27日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス0ー7ロイヤルズ ( 2022年7月25日    カンザスシティー )

<ロイヤルズ・エンゼルス>3回、自打球の痛みをこらえて二塁打を放った大谷(撮影・大森 寛明)
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 痛みに耐えて激走した。エンゼルスの大谷が25日(日本時間26日)、ロイヤルズ戦の3回の第2打席で右太腿下部に自打球が直撃。もん絶しながらも打席に入り直し、通算222勝右腕グリンキーの4球目のチェンジアップを拾って右翼線二塁打を放った。二塁塁上では痛そうに顔をしかめ、その後は快音こそ聞かれなかったが、フル出場した。

 フィル・ネビン監督代行は試合前、次回登板が28日(同29日午前10時38分開始)の本拠地でのレンジャーズ戦と発表。試合後には負傷について「あざがあり、打撲の症状がある。数日は痛むかもしれないが、彼は“大丈夫だ。明朝に起きた時に痛みがあれば知らせる”と話していた」と話した。大谷は試合後のクラブハウスで右足を引きずることなく、笑顔を見せていた。

 このまま右足の状態に問題がなければ、あと1勝に迫る1918年のベーブ・ルース以来104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」に、中5日で再挑戦する。(柳原 直之)

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2022年7月27日のニュース