ドジャースなどで捕手として活躍 “最後の打席が三重殺男”ピニャタノ氏が死去

[ 2022年5月25日 02:30 ]

シェイ・スタジアムのブルペンでトマトを栽培するピニャタノ氏(右)(AP)
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 ドジャース、メッツなどで捕手としてプレーしたジョー・ピニャタノ氏が23日(日本時間24日)、フロリダ州内の介護施設で死去した。92歳。AP通信によれば、認知症を患っていたという。

 6年間の現役生活では出場307試合で打率・234、16本塁打、62打点と平凡な成績だったが、メ軍時代の62年に現役最終打席が三重殺となる、大リーグ史上1人しかいない珍記録を残した。ブルペンコーチを務めた69年、メ軍は「ミラクル・メッツ」と呼ばれた快進撃。同氏はブルペンで投手を育てるだけでなくトマトなど野菜も育て、チームが勝ち続けることで「幸運のお守り」になった。

 74年には日米野球で来日。王貞治とハンク・アーロンの本塁打競争で投手役を務めた。

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