40試合出場で17本、ジャッジはMLB史上9度目のシーズン60本塁打を達成できるか

[ 2022年5月25日 07:54 ]

ヤンキースのアーロン・ジャッジ(AP)
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 ニューヨーク・タイムズ紙が開幕から40試合出場で17本塁打のアーロン・ジャッジ(30)が、今季60本塁打を打てるかどうか分析している。

 過去に60本を超えた5人8シーズンと比較しても、ペースで劣るのは01年、40試合で22本のボンズだけ。98年のマグワイアと同数である。ヤンキースのアーロン・ブーン監督は「本当に特別な選手。うちのチームを攻撃面で牽引してくれている」と絶賛している。

 問題は怪我だ。16年のメジャーデビュー以来、今季が7シーズン目だが、150試合以上プレーできたのは17年の1度だけ。60本を超えた8シーズンの平均試合出場数は156・8試合である。加えて8シーズンのうち6シーズンは、ソーサ、マグワイア、ボンズによるもので、後に薬物使用があったと関連付けられている。

 さらにハイペースが止まってしまった例も少なくない。最初の40試合で20本だった打者は00年のマグワイア、06年のプホルス、01年のゴンザレスと3人いたが、けがをしたり、ペースダウンしたりで届かなかった。40試合で19本も3人、18本も10人いたが60本には及ばなかった。

 記事は、もしジャッジが60号を達成し、ヤンキースが28度目の世界一に輝けば、ヤンキースは喜んでジャッジに総額3億ドルの契約を与えるかもと結んでいた。

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2022年5月25日のニュース