巨人原監督 岡本和は「兆候として素晴らしい」 鍬原は「鍬原という野球人が確立しつつある」

[ 2022年5月25日 21:56 ]

交流戦   巨人5─3オリックス ( 2022年5月25日    東京D )

<巨・オ>試合に勝利し、観客の拍手に帽子をとって応える原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人は25日に東京ドームでオリックスと対戦し、5─3で勝利し、両リーグ最速で30勝に到達した。8回に4番手で登板し、無失点に抑えた鍬原拓也投手(26)が2年ぶりの白星で通算3勝目。4番の岡本和真内野手(25)がセ・リーグトップに並ぶ14号3ランに決勝2点打の全5打点を挙げる活躍だった。

 試合後の原監督とのやりとりは以下の通り。

 ─―8回丸が初球で盗塁、攻めたイニングだった。
「8回、そうですね。まあ、先頭バッターとしてしぶとくというかね、いいヒットで出て、まあうまい具合にいいスタートを早いカウントで切ったというのいは非常に大きかったですね」

 ─―決めたのは岡本。逆転3ランも含め調子は。
「いやもう非常に大事なところでね、今日も2本のヒットというのね、非常に貴重だったし。まあ、その得点だけですから、もう全打点ですよね。まあ、いい役割をしてくれたと思います」

 ─―先発の山崎伊投手は
「そうですねえ。少し球数が多いというのはありますね。もう一人というね。2アウト取ってね、山口ピッチングコーチもマウンドに行ったんですけれども、まあなかなかやっぱりプロの世界というのはね、甘いものではないなと。いい勉強になったというふうに思います」

 ──8回の攻撃。ウォーカーも初球から走らせた
「まあ、あの、一塁ランナー重視ということではないと思うんだよね。あそこは1点、決勝ランナーがサードにいるわけだから、あそこはそういう部分だと思うんですけどね」

 ─―岡本が連日の1発。初回失点した後に3ラン、決勝打もバントミスの次の回。チームのミスを取り返した。
「もう、もう見事にね、全打点をあげたわけですから。まあ、あそこで挑まれた勝負というものにね、今日は和真に軍配が上がったというところではないでしょうか」

 ─―昨日は懐に呼び込めるようになっていると評していた
「やっぱり追い込まれてああいった形でね、2ストライク後にバッティングができるというのは、兆候としては素晴らしいと思いますね。いいと思いますね」

 ─―鍬原は2年ぶりの勝利
「ああ、そうですか!(驚き)。リリーバーとしてね、いい役割をしたというところに、そこに勝ち星がついたということだというふうに思います」

 ─―育成から再スタートした今年の頑張り
「コンディションの作り方も含めてね、体のケアも含め、すべてまた違った形のね、鍬原という野球人、投手というものがね、確立しつつあるというふうに思います」

 ─―主導権を奪い返して勝ちきるところにチーム力が
「まあ勝ちきったっていうか、ね、そのまま伊織がバトンを渡すというね、まあでもプロの世界はそう簡単じゃないというところが、分かったんじゃないでしょうかね。まあでも最後、勝った形で大勢に渡せたというのは良かったと思いますね」

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