阪神・森木、自己最長6回無失点で初勝利 平田2軍監督「純矢がいい刺激になってるから、森木にとっては」

[ 2022年5月25日 16:55 ]

ウエスタン・リーグ   阪神6-0広島 ( 2022年5月25日    鳴尾浜 )

<ウエスタン神・広>2回、好投を見せ捕手・片山とタッチを交わしベンチに戻る森木(左)(撮影・後藤 正志)
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 阪神2軍は25日、広島との一戦で快勝した。先発したドラフト1位・森木が最速155キロの直球を武器に6回3安打8奪三振の好投を演じた。打撃陣は前日24日に逆転サヨナラ2点本塁打を放った高寺がこの日も3打点と躍動。チームは4連勝を飾った。

 ――森木が好投。
 「カープの打線が良くてこの前、由宇ではやられたところで、今日は楽しみにしてたんだけど。コントロールといいスピードといい。変化球を立ち上がりちょっと打たれたけどさ、もう申し分ない。95球か。三回以降もへばったなってところも感じないでしょ。まだ余力を残しての交代だ。それだけストレートの精度が良くて、スピードがあってというところが、やはり生きてくるわ。変化球に関してもね。立ち上がりコンコンと、打たれたけど、そのあとも落ち着いてる。この前、由宇でやられたことでしっかり勉強してるね」

 ――変化球も徐々に良くなっている。
 「やっぱり変化球の時にちょっと緩むのだけが。これはこれから良くなってくるし、そうするともっと三振とれると思うよ」

 ――2軍だが初勝利を挙げた。
 「そうなの?そんなん喜ぶようなレベルじゃない。ファームで1勝したのが何ですかって言われるよ。そりゃ(西)純矢がいい刺激になってるから森木にとっては、兄貴分やしそこはね。こいつら若いピッチャーがどんどん出て競争。それでなくても1軍のローテーションは厳しいわけだから、その中で力をつけるためにこれから夏場とかも、球数増えていくだろうし」

 ――今日は球数制限なく
 「そうそう、桐敷を投げさせないといけないから。だから6回であえて切ったんじゃない、あんちゃん(安藤投手コーチ)が。そこは徐々にや」

 ――桐敷は初めて中継ぎで登板。
「空いちゃうもん、だってこっから(登板日が)ないじゃない。今度はチェンさん、藤浪、秋山と投げないとあかんから豪華やねん。豪華絢爛(けんらん)」

 ――打線は
 「最初だけやないか!初回はやっぱり高寺や。高寺の勝負強さが光ってるよ」

 ――高寺は凡打の内容もいい。
 「いやいや、サードライナーといいね。ホントに勝負強さもいろんなポジションも含めて。2年目でしょ?彼。そういうところでは成長してるわな」

 ――ロハスの復帰はいつ?
 「寝違え。ロハスは明日、今日までやってないので明日は様子見るくらいにするのか、明日の状態見て」

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