巨人・岡本和真が3ラン、V打の全5打点の大暴れ チームは水曜日8戦全勝で両リーグ最速で30勝到達

[ 2022年5月25日 20:50 ]

交流戦   巨人5―3オリックス ( 2022年5月25日    東京D )

<巨・オ>8回、勝ち越し2点適時打を放つ岡本和。投手・ビドル(撮影・河野 光希)
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 巨人は25日に東京ドームでオリックスと対戦し、5─3で勝利し、両リーグ最速で30勝に到達した。8回に4番手で登板し、無失点に抑えた鍬原拓也投手(26)が2年ぶりの白星で通算3勝目を挙げた。

 初回に先発の山崎伊が2点を先制されたが、その裏に岡本和が今季4度目の2試合連発となる左越え14号3ランを放ち逆転。その後両軍無得点が続いたが、5回に同点に追いつかれた。先発の山崎伊は5回5安打3失点で降板。交流戦デビュー戦で3勝目はならなかった。

 2回以降、なかなか得点を奪えなかった打線。8回に丸が遊撃内野安打で出塁すると、左腕ビドルに対し、次打者のウォーカーの初球に今季4個目の盗塁を決める。この積極的な攻めが、オリックス守備陣のあせりを生んだのか、ウォーカーの一ゴロで、一塁手のマッカーシーの三塁への送球が野選となり、チャンスが拡大。1死二、三塁から岡本和がフルカウントからの6球目、150キロ直球を左中間へ運ぶ2点適時打で勝ち越しに成功した。9回、守護神の大勢がリードを守り、18セーブ目を挙げた。

 岡本和は14本塁打で、この時点でヤクルト村上と並び本塁打トップ。打点も39打点としてトップの村上に迫った。4番の活躍で、チームは水曜日は8戦全勝。原監督は監督通算1182勝となり、星野仙一氏を抜き、歴代単独10位となった。

 ▼岡本和 チャンスで回してくれたので、何とかできて良かったです。(本塁打は)追い込まれてましたし、何とか前に飛ばそうと。それがホームランになって良かったです。(8回の決勝打は)みなさんつないでくれましたし、ここで打たなきゃいけないなと思って、絶対打ってやろうと思って打席に入った。

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