日本ハム杉谷、母校・帝京の前田監督勇退に「“自分の個性をグラウンドで出しなさい”と言われていた」

[ 2021年8月29日 17:35 ]

08年11月。指名あいさつに訪れた日ハム・今成泰章スカウト(左)とともに笑顔を見せる日本ハム6巡目指名の帝京・杉谷拳士内野手。右は帝京・前田三夫監督(08年11月撮影)
Photo By スポニチ

  帝京の前田三夫監督(72)の勇退を受け、帝京OBの日本ハム・杉谷拳士内野手(30)が恩師へ感謝の言葉を口にした。29日の西武戦前に取材対応。電話で直接前田監督と話したことを明かし「長い間、お疲れさまです、という気持ちです」と感謝の気持ちを伝えたことを明かした。

 前田監督との思い出については「僕は中学生の時に全国大会も行ってなければ、1回戦で負けるようなチームにいたけど、そこで前田さんが目を付けてくれて、1年春からずっと使ってもらった。とにかく“自分の個性をグラウンドで出しなさい”と言われていた。その言葉が今でもずっと心に残っている」と高校時代を回想。「その言葉があって、周りの人にも恵まれて、今、野球選手としてやれている」と前田監督の教えに感謝していた。

続きを表示

2021年8月29日のニュース