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福島敦彦氏 決勝「智弁対決」は3、4点の攻防予想 前川ら智弁主軸が和歌山の強力投手陣を攻略できるか

[ 2021年8月29日 05:30 ]

第103回全国高校野球選手権大会準決勝 ( 2021年8月28日    甲子園 )

福島敦彦氏
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 【福島敦彦 迫球甲子園】準決勝の1試合目は、智弁和歌山の先発に5人が並んだ左打者が2年生の好右腕・山田君をきっちりと攻略した。スライダーやフォークなど縦の変化球に対し、ストライクゾーンを上げて低めを捨て、高めに浮いたところを逃さなかった。

 2試合目は智弁学園の小畠君さまさまだろう。スクイズを外されるのは監督のミスで、得点が入っていなければ「逆の結果」になっていた可能性も高かった。それだけに、あの3ランは本当に価値ある一本だった。負けた京都国際は2年生の両腕が残り、今秋以降は、さらに楽しみなチームとなるはずだ。

 決勝戦は「智弁対決」となった。互いに手の内はある程度分かっているはずでポイントは2つ。一つは先発が予想される智弁学園の左腕・西村君を、智弁和歌山の1番・宮坂君から5番・岡西君までの上位5人中、4人並ぶ左打者がどう対処するか。西村君は両サイドを幅広く使い、失投もそうは期待できない。

 もう一つは、準決勝でともに無安打に終わった智弁学園の前川君と山下君の両主軸が智弁和歌山の投手陣を攻略できるか。1番の垪和(はが)君と2番の森田君はバットが振れ、出塁率も高いだけに3、4番が走者を置いたところで打てれば勝機は広がる。3、4点の攻防と予想するだけに、打つべき選手が打てるかに注目したい。(報徳学園、慶大、中山製鋼元監督)

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