ソフトB 育成2年目左腕・大関、堂々2回無失点で“横綱”級アピール 支配下に前進

[ 2021年2月24日 05:30 ]

練習試合   ソフトバンク3―2西武 ( 2021年2月23日    アイビー )

<練習試合 ソ・西>2回を無失点に抑えた大関(撮影・中村 達也)
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 その名を超える横綱級のアピールだ。ソフトバンクの2年目育成左腕、大関友久投手(23)が23日、西武との練習試合に2番手で登板し、2回を1安打無失点に抑えた。この日、主力中心のA組に昇格したばかりだったが、チーム初の対外試合で堂々したピッチングを披露。多彩な変化球を駆使し、支配下登録にまた一歩前進した。

 2イニング目の5回1死一塁。大関はカウント3―1から自信を持っているスライダーで西武・森をのけぞらせた。フルカウントまで持ち込んで、最後は中飛に打ち取った。続く代打・山野辺を三ゴロに仕留め、2回を1安打無失点に抑えた。

 「変化球は、キャンプの前から練習してきた。自分で操作できるようになって成果が出てきている。真っすぐ一辺倒になるとよくない。緊張はいつもよりしていたが、何とか自分の持ち味が出せた」

 1メートル85の上背から投げ込む直球に加え、スライダー、チェンジアップ、スプリットなど多彩な変化球を織り交ぜた。西武打線に堂々と立ち向かい「全球種を左右の打者に投げて幅が広がるのは武器になる」と確かな手応えをつかんだ。「厳しいボールもミートされるので、いいボールを投げるだけじゃ駄目。バッターとの勝負に神経を使っていかないと抑えられない」。1軍レベルを肌で感じられたのも大きな収穫だ。

 往年のカンフー映画スター、ブルース・リーが主演した「燃えよドラゴン」の名セリフを自分に言い聞かしている。「プレッシャーは感じやすい。考え過ぎないようにしようとしてる。“考えるな感じろ”という感じ。マウンドに行ったら自分のピッチングをすることに集中すると慌てなくなってきた」とメンタルでも成長を遂げつつある。

 「大関」という珍しい名字。最初の4回に若林から三振を奪うなど、打者3人で片づけると、松田から「ナイス横綱!」と声を掛けられた。19日の紅白戦での2回無失点に続くアピール成功。工藤監督は「打てるもんならとストライクを取っていて良かった。成績を残せば支配下の位置もある。そこを目指して頑張ってほしい」と期待を寄せた。

 背番号「122」の大関は「一日一日を大事に全力でやるしかない。何とか結果を出したい」と気を引き締めた。結果が求められるマウンドが続くが、どっしりと構え、打者を抑え込んでいく。

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