専大松戸、中京大中京のプロ注目右腕・畔柳打ち誓う 石井主将「150キロを打つための対策を」

[ 2021年2月24日 05:30 ]

第93回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会 ( 2021年2月23日 )

オンラインで行われる抽選会。予備抽選で9番を引いてガッツポーズをする専大松戸・石井主将(撮影・篠原 岳夫)
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 しんがりで登場し、剛腕を打ち砕く。専大松戸(千葉)の石井詠己主将(2年)は「32番」のクジを引き、大会6日目の第1試合で中京大中京との対戦が決まった。「投打ともにトップレベルのチーム。挑戦する気持ちで、粘り強く終盤まで諦めずに戦いたい」と聖地初勝利を誓った。

 相手エース右腕は、最速151キロを誇る畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ=2年)。プロのスカウト陣が注目する今大会屈指の好投手だ。今大会最高齢監督となる72歳の持丸修一監督は「150キロの直球。それを打たないことには。そんな投手やったことないのでね」と苦笑いだったが、入念な対策を練る時間はある。初戦を勝ち上がれば2回戦で常総学院と対戦する可能性がある。かつて指揮を執った高校でもあり「常総とやりたいな」とも漏らした。

 「150キロを打つための対策をしっかりしていきたい」と石井主将。全員で束になり、ドラフト上位候補の右腕に挑む。

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