DeNA別メニューの高卒左腕、松本、高田の2人が感じる幸せなとき

[ 2021年2月24日 21:49 ]

 24日に沖縄「ぎのわん海浜公園」内の広大な多目的グランドで行われたDeNA2軍4選手による別メニュー調整。澄み切った青空の下、ファンの姿もなく時の流れは穏やか。そののんびりとした環境の中、メニューをこなすメンバーの中の高卒左腕2人は「幸せなとき」を感じていた。

 4人とは5年目でまだ白星のない進藤拓也投手、昨季まで2年連続開幕投手を務めた今永昇太投手、ドラフト3位の松本隆之介投手(横浜高)、同6位の高田琢登投手(静岡商)。松本と高田は昨秋ドラフト前には「高校では全国トップクラスの左腕」と注目を集めた2人だ。チームの将来を支える期待の両腕も、静かな環境の下ではオーラも感じない。

 それでも例えば静岡県出身の高田は、3月1日の卒業式で1度帰省すると、テレビ、新聞社の取材予定も多く組まれている人気者。それぞれ地元での知名度は高い。地元ファンからすると、2人とも大丈夫?となるかもしれないが、不安はあてはまらない。今永がいるからだ。

 DeNAのエースは、左肩手術からのリハビリ中で、この組にいる。現場復帰に向け努力を続けているが、左腕は取材で「2軍で若い選手、ルーキーの選手とふれあう中、改めて先頭に立っていかないとと思った。僕のやる練習も興味深そうにルーキーが見ていたりとか、色んな言動も見られていると感じる」と話していた。
 当然ルーキーとは松本、高田を指す。高田は取材のたびに「今永さんが、今永さんが」と大先輩の名前を口にするほどの信者。松本も同じだ。

 ドラフト1位・入江(明大)、同2位・牧(中大)、同5位・池谷(ヤマハ)の3人が1軍でアピールを続けているが、現在その真逆の環境にいる2人。 だがともに卒業式も迎えていない高校生で、体づくりに励むことが今は仕事。その中で「今永さん」を独占できる「幸せなとき」が数年後に花開く礎になることは間違いない。

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