大崎、初戦で昨秋九州大会決勝の相手・福岡大大濠と激突!堅守武器に聖地でも勝利誓う

[ 2021年2月24日 05:30 ]

第93回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会 ( 2021年2月23日 )

清水監督(右端)の話を聞く大崎ナイン
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 まさかの組み合わせだった。大崎(長崎)は春夏通じて初の甲子園で、初戦の相手となったのは同じ九州の福岡大大濠。しかも、九州大会の決勝で下した相手だ。組み合わせ抽選会にオンラインで参加した秋山主将は「おーってなりました。相手の主将も驚いている感じでした」と苦笑いするしかなかった。

 清水央彦監督は「九州のチームとはやりたくなかった」と正直な思いを吐露した。同県出場校以外はフリー抽選となった今回の組み合わせ抽選。オンライン形式でくじを引く回数が増えることによる混乱を避けるためだったが、九州王者を争った相手との再戦というドラマが用意されていた。清水監督は選手を集めると、「大濠はエース(の毛利)が8割のチーム。(九州大会の)決勝では投げていないので、絶対に勝てると思うな」とハッパをかけた。

 昨秋の九州大会決勝では、準決勝まで3試合連続完投した大崎の坂本、1回戦、準々決勝を完投した福岡大大濠の毛利の両エースがともに疲労を考慮されて登板しなかった。大崎は5―1で勝利したが、清水監督は「決勝の内容は関係ない。ロースコアに持ち込まないと、うちは勝てないと思う」と気を引き締めた。九州大会で無失策だった堅守を武器に甲子園でも接戦をものにする構えだ。

 鍵を握るエース坂本は「(相手エースの毛利は)凄くいいピッチャーなので、負けないようにしたい」と力強く宣言した。直球は最速139キロだが、コースに投げ分けられる制球力が武器。冬場はインターバル走など徹底した走り込みで体をいじめ抜いた。「スピードが上がった感覚がある。徐々に調子は上がってきているし、手応えも感じている」と甲子園での対戦を心待ちにしている。「(九州大会の勝利は)気にせずに自分たちは勝ち続けることが目標。もっとレベルを上げていきたい」と気を引き締めていた。

 清水監督は「(九州王者として)1、2回戦で負けるわけにはいかない。対戦相手も決まったし、なりふり構わずやりたい」と意気込みを語った。長崎県西部に浮かぶ人口約5000人の島から旋風を起こすべく、本番までにさらに心と体を鍛え抜く。

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