新様式のセンバツ オンライン抽選会、開会式簡素化…感染対策を徹底

[ 2021年2月24日 05:30 ]

第93回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会 ( 2021年2月23日 )

リモートで行われた第93回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会
Photo By 代表撮影

 コロナ下で行われる令和初のセンバツは、さまざまな対策を取り入れた新様式となる。

 <1>オンライン抽選会 例年は開幕1週間前だったが各校の日程調整を考慮。約1カ月前倒しし、32校の主将は自校から参加した。2校出場の宮城、兵庫、奈良を決勝まで対戦しないゾーン分けし、残り26校がフリー抽選。

 <2>開会式簡素化 全校での入場行進は行わず、初日の6校で実施予定。

 <3>イベント等中止 例年の出場校が開幕前に30分間行う「甲子園練習」は取りやめ。始球式も行わない。各試合間のインターバルは従来の30分ではなく、消毒作業などに時間を充てるため40分に。

 <4>入場制限&ブラバン禁止 観客数は制限され、アルプススタンドでのブラスバンドを使用した応援は不可となった。また、消毒や警備費などコロナ対策に経費がかかるため、入場料を値上げ。全席指定席で前売り販売のみ。アルプス席は学校関係者に向けた販売のみで、一般販売なし。

 <5>PCR検査 出場32校の全選手と大会役員など約1000人が検査を受ける。準々決勝と準決勝の翌日に休養日が設けられ、決勝は3月31日実施予定。

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