慶大・木沢 16奪三振 プロ9球団視察「球の強さが魅力」

[ 2020年8月13日 05:30 ]

東京六大学・春季リーグ戦第3日   慶大6―4立大 ( 2020年8月12日    神宮 )

8回途中16奪三振の慶大・木沢 (撮影・西川祐介)
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 東京六大学野球第3日は12日、神宮球場で1回戦総当たりによる2試合が行われ、慶大、法大が2勝目を挙げた。慶大はエース木沢尚文(4年)が8回途中4失点ながら16三振の力投で勝利投手となり、ドラフト上位候補の実力を発揮した。

 エースが圧巻の奪三振ショーだ。スタンドにはプロ9球団のスカウトが集結。視線を独り占めした木沢が、実力を存分に発揮した。

 「今日は真っすぐが良かったので、それを意識させながら変化球を決め球に使えた」

 この日最速の152キロ直球にカットボール、スプリットもさえた。2回1死から5連続三振。4回にソロを浴びたが、5、7回も3者連続三振に片付けた。8回に振り逃げから無死一、三塁となって降板。それでも7回0/34安打4失点(自責2)で16三振を奪い、先発の役割を果たした。

 慶応高時代に習得したスプリット。自粛期間中に生まれた時間を有効活用し精度を上げた。「以前は外に曲げる意識ばかりあったけど、今は縦に落とす感じ。カットボールと対になって(打者が)真っすぐと錯覚するのでは」。走り込み量を増やして下半身を鍛えたことも球質の向上につながった。

 最速155キロ右腕について巨人・脇谷亮太スカウトは「球の強さが魅力。序盤こそ高かったけど、修正してきた」と評価。DeNA・八馬幹典スカウトも「球種をうまく使い分けていた」と語った。

 チームは2連勝。堀井哲也監督は「配球が素晴らしかった」とねぎらった。「残り3試合とも投げる準備をしたい」と木沢。チームを2季連続Vに導く。 (伊藤 幸男)

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