阪神・サンズ 中谷と2者連続アーチ「同じボールが来ないかな…と待っていたら狙い通り来てくれた」

[ 2020年8月13日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神7-6DeNA ( 2020年8月12日    横浜 )

<D・神(12)> 4回2死、左越えソロのサンズはナインとエアタッチをかわす(撮影・大森 寛明)
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 傷口をえぐる一撃だった。中谷の3ランで逆転した直後。阪神のサンズは、一息つきたい浜口を休ませない。1ボールからカウントを稼ぐための外角高めチェンジアップを強振すると、チーム今季初となる2者連続本塁打を瞬時に確信した。

 「前の中谷がすばらしいホームランを打って、同じようなボールが来ないかな…と待っていたら狙い通り来てくれたね。いい感触だったし、青柳のためにも追加点を取ることができて良かった」

 走り出す必要がない完璧な打球は、左翼スタンド中段に到達した。9連戦初戦だった4日の巨人戦以来8試合ぶりの8号ソロで、チーム単独トップとなる28打点目を記録。一発で始まった大型連戦を一発で締めた。

 投手心理や試合展開。あらゆる要素を加味して狙い球を選択する。「予想が外れることもあるけど、失敗の多いスポーツだから割り切りが大事。その代わり、当たった時に確実にコンタクトするための準備をするのさ」。来日前から持ち続ける打撃論が、好結果につながっている。

 7回先頭では藤岡から三塁内野安打を放ち陽川の押し出し死球による7点目の起点となった。リーグトップの得点圏打率・481の勝負強さに加え、2試合連続無安打が6月28日、30日の一度しかないという安定感も見逃せない。

 「自分の形というのがあるから。あんまり(ボール球を)追っかけたりしないのでね。そういうところは相手にとって不気味なところもあるし、こっちとしては心強い」

 矢野監督からは、捕手目線で高評価を下された。好不調を繰り返す選手が多い打線において、コンスタントに結果を残し続けるサンズは、いまや絶対に欠かせない存在だ。 (巻木 周平)

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