聖光学院“特別な”東北頂点 斎藤監督「歴史をつくってくれた」

[ 2020年8月13日 05:30 ]

東北地区高校野球大会決勝   聖光学院8―0仙台育英 ( 2020年8月12日    石巻市民 )

<仙台育英・聖光学院>東北大会を制し、喜びを爆発させる聖光学院ナイン(撮影・小海途 良幹)
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 東北6県の代替大会優勝校が出場する「東北地区高校野球大会」は12日、宮城・石巻市民球場で決勝が行われ、聖光学院(福島)が甲子園の交流試合に出場する仙台育英(宮城)を8―0で下して優勝した。

 昨秋の県大会初戦で学法石川に7回コールド負けを喫し、大粒の涙を流したナインの弱い姿はない。聖光学院の斎藤智也監督は「ぶざまなチームがここまでなるんだなと思った。これからも語り継がれる歴史をつくってくれた」と言った。福島県の代替大会準々決勝で磐城を倒し、夏の福島を14連覇。今大会は鶴岡東(山形)、仙台育英と、甲子園交流試合出場校を倒しての夏の東北王者だった。

 1点リードの5回。小野大輔(3年)の左前適時打などで3点を奪うと、1死満塁で、藤田竜輝(3年)は走者一掃の左中間二塁打を放った。「控えの選手も打撃投手などをしてくれた。あいつらのためにという思いでした」と藤田。部員全員の思いがつながった。

 9日に仙台入りした聖光ナインは、毎年訪れている慈眼寺へ向かった。数々の荒行を完遂し、1300年でわずか2人だけという大阿闍梨(あじゃり)の肩書を持つ塩沼亮潤住職からの「神様は人間に乗り越えられる試練しか与えない」という言葉に身は引き締まった。屈辱から頂点へ。内山連希主将(3年)は「甲子園に行きたかったけど、東北のチャンピオンになれてうれしい」と胸を張った。

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