巨人2軍が中大に20失点完敗 母校相手に…阿部2軍監督自虐「うちよりいい選手がいっぱいいるよ」

[ 2020年8月13日 18:30 ]

母校・中大とプロ・アマ交流戦を行った巨人・阿部2軍監督
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 巨人2軍は中大とプロ・アマ交流戦(ジャイアンツ球場)を行い、7―20と完敗した。

 開幕ローテーション入りも調子を落とし、2軍調整中の先発の桜井が4回6安打5失点と炎上。プロ注目の4番・牧秀悟内野手(4年)に右越えアーチを浴びるなど3被弾を浴びた。後を受けた救援陣も制球が定まらず、投手陣全体で11四球、19安打と大乱調。母校相手に大敗した阿部2軍監督は「うちよりもいい選手がいっぱいいるよ」と自虐的に笑うしかなった。

 「この結果を真摯に受け止めないといけない。次からはアマチュアが相手でもガチでやる。そうじゃないと失礼」と指揮官自ら反省しきり。試合後は、夕方でもまだ30度超えの暑さのなか、この日出場したバッテリーに40分以上、アメリカンノックを課していた。

 7日には、阿部監督が中大在学当時、総監督を務めていた宮井勝成氏が肺がんのため死去。10日に自宅に弔問した指揮官は「きれいな顔をしていた。きょうの試合を見たら大喜びだよ。とにかく打って打ってが好きな人だったから。もうそろそろ天国に着くころだと思う。この試合を見ていたら生き返ったかもしれない。この試合を見せてあげたかった」と恩師を偲んだ。

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2020年8月13日のニュース