阪神・横田、引退会見「全く後悔ない」 後遺症で打った球見えず、投手の球も二重

[ 2019年9月22日 12:15 ]

引退会見のため、鳴尾浜球場を後にする横田(撮影・平嶋 理子)
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 阪神の横田慎太郎外野手(24)が22日、今季限りでの現役引退を表明し、兵庫県西宮市内で引退会見を開いた。抜群の身体能力を誇り、走攻守3拍子揃った大型外野手として将来を嘱望されていたが、17年2月の沖縄春季キャンプ中に脳腫瘍が判明。過酷な闘病生活を経て、18年は育成選手として再出発したが、実戦復帰もかなわず、自らの意思で大きな決断を下した。

 「私、横田慎太郎を今シーズンをもちまして、ユニホームを脱ぐことを決めました。自分で決めた決断でありますので、全く後悔はありません」

 入団3年目の16年にこの年から就任した金本前監督に開幕スタメンに抜てきされた。ドラフト1位新人の高山とともに「1番高山、2番横田」のフレッシュな1、2番コンビで旋風を巻き起こした。荒削りながら、ひたむきでスケールの大きいプレースタイルにファン人気も抜群だった。

 不屈の精神で復帰を目指してきたが、大病の後遺症はやはり手強かった。「目の方が大きい。自分の打った球は全く見えず、投手の球も二重に見えたり…」と周囲の想像以上に険しかったリハビリ生活を振り返った。1番の思い出には「開幕スタメンもありましたが、病気になってこの2年間半、すごく自分の中でもがきながら野球ができたことの方が大きいです」と言い切った。

 会見後にはサプライズで高山、北條が会場に登場。戦友から花束を受け取り、感無量の表情を浮かべた。

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