原巨人V奪回の背景 管轄の垣根「くそ食らえ」新米コーチ4人育てた

[ 2019年9月22日 08:45 ]

巨人5年ぶりリーグ制覇

21日のDeNA戦、初先発で好投した戸郷(左)に声をかける宮本コーチ(撮影・島崎忠彦)
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 巨人・原監督の意向はコーチ人事にも反映された。タレントとして活躍していた宮本投手総合コーチと元木内野守備兼打撃コーチ、相川バッテリーコーチ、鈴木外野守備走塁コーチを招へい。OBで指導者経験がない新人コーチ4人を率いて育てた。

 メンタルトレーナーのライセンスを持つ宮本コーチはコミュニケーション能力を発揮。「1軍の選手なんだから技術的なことは言わない。ただ、100%の力を発揮できるように」と投手一人一人と対話し、性格に合った指導を実践した。

 守備練習では元木コーチが「明るく楽しくやる方がいい」と若手選手以上に大声を出してノックを打った。原監督が「くそ食らえ」と言った管轄の垣根を越え、野手目線で投手にも助言を送った。苦手の投手との対戦成績を気にする打者には「関係ねー。今日は今日だ」と送り出した。

 相川コーチは3人体制だった捕手を投手との相性から使い分けた。現役時代に「代走のスペシャリスト」と呼ばれた鈴木コーチは後継者育成という使命が課せられ、増田大ら若手を鍛えた。盗塁数は昨季12球団ワーストだった61から79(20日現在)に増加。コーチ陣の「原チルドレン」もV奪回に貢献した。

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