敦賀気比・杉田 頭部死球も「ベンチには18人がそろわないと」病院から戻り仲間を鼓舞

[ 2019年8月18日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権大会11日目 3回戦   敦賀気比3-4仙台育英 ( 2019年8月17日    甲子園 )

初回2死、敦賀気比・杉田は頭部死球を受ける(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 担架で運ばれた敦賀気比・杉田は7回にベンチに戻ってきた。そして、1点を追った9回1死一、三塁。「頼むぞ! 4番」。張り上げた声でも劣勢は覆せなかった。

 「みんなが絶対にやってくれると信じていた。もう一度試合をしたかった」

 13日の国学院久我山戦でのサイクル安打達成で注目された初回の第1打席にアクシデントに見舞われた。頭部死球で交代。西宮市内の病院で検査を受ける間も「試合はどうなっていますか」と医師に経過を何度も聞いた。

 幸い異常はなかった。「ベンチには18人がそろわないと。声を出すために戻りました」。杉田は進学、親友の4番・木下はプロ志望届を提出する。進む道は違っても、友の無事とチームの勝利を祈り続けた試合の記憶はあせない。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年8月18日のニュース