【令和新時代 夏のメモリー】仙台育英、1年生活躍の裏に楽天・塩川コーチとの絆

[ 2019年8月18日 08:00 ]

第101回全国高校野球選手権大会11日目 3回戦   仙台育英4-3敦賀気比 ( 2019年8月17日    甲子園 )

好救援を見せ、大栄(左)と抱き合って喜ぶ仙台育英・笹倉(撮影・北條 貴史)
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 令和の夏に1年生が躍動する。まるで新時代を照らすように。2年ぶりベスト8を決めた仙台育英も、1年生パワーが原動力となっている。その活躍ぶりを心から喜んで見ているのが、楽天・塩川達也2軍内野守備走塁コーチ(36)だ。

 「試合はずっと見ています。凄くうれしいですね」。塩川コーチには夢の舞台、甲子園で全力でプレーしている“教え子”たちの姿が、まぶしくてたまらない。

 スーパー救援を見せた笹倉、そして初戦で好投した伊藤とヒットを放った渡辺。3人の1年生は楽天Jrの出身だ。小学6年だった15年、宮崎サンマリンスタジアムで行われたNPB12球団ジュニアトーナメント。塩川監督率いる楽天Jrはベスト4に入った。準決勝は延長8回タイブレークの末に、優勝した中日に敗戦。あの日の思い出は忘れていない。

 「能力が高いのは分かっていたので、1年生で活躍しているのを見ても驚きません」。塩川コーチは中学3年間でさらに成長することを予見していた。昨年、15年当時の楽天Jrのメンバーが集まり、岩手の温泉で「同窓会」を開催。「プロを目指すなら注目される中で活躍してほしい」と語りかけた。その言葉がこの夏、実現している。

 「これからも活躍するのが楽しみ。いつかプロの舞台で一緒にやれたらいいですね」。そんな夢を胸に、令和の甲子園を見つめている。(甲子園取材班)

 《八戸学院光星・下山も楽天Jr》仙台育英で甲子園メンバーに入っている楽天JrのOBは1年生だけではない。3年生のエース・大栄と4番・小濃、さらに2年生の2番・宮本も楽天Jrで12球団ジュニアトーナメントに出場している。また、開幕戦で満塁本塁打、3回戦ではサヨナラヒットを放った八戸学院光星・下山(3年)も楽天Jr出身。12球団のJrチーム出身の選手は甲子園出場だけでなく、プロ入りした選手もいる。

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