阪神、遅すぎた反撃 北條&福留が意地の連弾も…ソロ2発が唯一の見せ場

[ 2019年8月18日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2―4巨人 ( 2019年8月17日    東京D )

8回1死、北條は左越えにソロ本塁打を放つ(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 攻撃における唯一の見せ場だった。4点を追う8回に阪神の北條、福留が2者連続でソロ本塁打を記録。漂いはじめていた敗戦ムードを少しだけだが、やわらげた。

 
 まずは北條だ。1死走者なしから高木の141キロ高め直球をコンパクトに捉えて左翼スタンドまで運んだ。1日の中日戦以来、出場9試合ぶりの4号ソロで1点を返すと、まだ余韻が残る中で福留が続いた。初球のストレートを引っ張り込んでライナーで右翼ポール際に突き刺した。今季の東京ドームは31打数17安打の打率・548と好相性ぶりを発揮。7月28日の巨人戦以来、14試合ぶりの6号ソロに虎党もこの日、最も沸いた。

 4点差に広げられた直後に出た、流れを引き戻す一発攻勢。ただ、もっと早い段階で出てほしかった。北條は「それ以外の打席。特に1打席目は仕事ができなかった。2番バッターとしての仕事ができていれば、また違う展開になっていた」と無死二塁から見逃し三振に倒れたシーンを悔い、責任を背負い込んだ。

 当然、福留にも笑顔はない。敗戦決定後は険しい表情でしばらくベンチに座ったまま動かず。「先発ピッチャーが頑張っているのに、なんとかしてあげないと」と西を援護できなかった事実を悔やみ「1人で何かできるわけじゃない。野手全員がそういう気持ちを持たないと、変わっていかないと思う」と自身を含めた打線の奮起を促した。

 悔しさに、情けなさすら感じてしまう連敗。反撃の2発に野手全員が何かを感じ、逆襲の機運を高めていくしかない。(巻木 周平)

続きを表示

「第101回(2019年)全国高校野球選手権」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2019年8月18日のニュース