星稜・山下名誉監督 奥川を絶賛「こいつほんとに人間なんかな」

[ 2019年8月18日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権大会11日目 3回戦   星稜4-1智弁和歌山 ( 2019年8月17日    甲子園 )

ネット裏で解説する高嶋仁氏(右)と山下智茂氏 (撮影・奥 調)
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 星稜―智弁和歌山戦のテレビ中継の解説を、星稜の山下智茂名誉監督(74)と智弁和歌山の高嶋仁前監督(73)が務めた。山下名誉監督は奥川の投球を絶賛。「史上最高の試合」と称される79年夏の箕島(和歌山)戦、92年夏の明徳義塾(高知)戦での松井秀喜の5打席連続敬遠での敗戦が、いずれも8月16日だったことを引き合いに、台風で1日順延となった運命を感じていた。

 壮絶な死闘をテレビの解説席から見届けた星稜の山下名誉監督は思わずつぶやいた。「16日でなくて良かった」。本来の試合予定だった8月16日は、40年前の79年の箕島との延長18回の激闘によるサヨナラ負け。92年の同日には明徳義塾戦で松井秀喜が5打席連続敬遠を受けた。いずれも監督として苦い記憶が刻まれていただけに、台風順延で1日試合が延びて17日となったことに「16日は縁起が悪い。雨に助けられた」と苦笑いした。

 79年当時の延長規定は18回で同点の場合引き分け再試合。時代は移ろい、この日は延長13回から今大会初のタイブレークが適用されての決着で「タイブレークなしに引き分け再試合にしてほしかったと思うようなナイスゲーム」。試合後のインタビュールームに赴くと、お立ち台の林監督に向けてガッツポーズとピースサインを送って大喜び。息子の智将部長とも固く握手し、ナインをねぎらった。

 奥川については「低めの制球力が凄く良かった。失投が1球か2球。こいつほんとに人間なんかなと(笑い)。精密機械のように投げていてびっくりした」と称えた。

 中継では智弁和歌山の高嶋前監督と解説を務め「あまりに緊迫したゲームでお互いしゃべることができなかった」と笑い、放送後は「良いゲームでした」と健闘を称え合った。

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