【大阪】近大泉州、大体大浪商下し5年連続の4回戦進出 2年生左腕・中尾が好投

[ 2019年7月21日 13:45 ]

第101回全国高校野球選手権 大阪大会3回戦   近大泉州1―0大体大浪商 ( 2019年7月21日    シティ信金 )

<大体大浪商・近大泉州>大体大浪商を破り歓喜の近大泉州ナイン(撮影・後藤 正志)
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 世界遺産に登録された「百舌鳥・古市古墳群」のある大阪府堺市出身の“天然素材”がチームを5年連続の4回戦へと導いた。近大泉州・中尾純一朗投手(2年)が昨夏南大阪大会4強の大体大浪商を相手に7回1/3を投げ、3安打無失点9奪三振の好投。「めちゃくちゃ緊張しました。三振を結構、取れたので、何とか抑えられた」と初々しい笑顔で振り返った。

 潜在能力を示した。1メートル84の長身からスリークォーター気味に最速138キロの直球を投げ込む左腕。長いリーチを生かし、相手のタイミングを外した。持ち球は、実はスライダーのみ。「直球もナチュラルに変化するんです」と“球に聞いてくれ”のスタイルでスコアボードに「0」を並べた。今春大阪大会では、敗れはしたが大阪桐蔭を相手に3失点完投。公式戦4試合目の登板で着実な成長力も示した。

 プロ球界を見渡しても珍しい左投げ右打ち。小学3年からソフトボールを始めたが、祖父から「投げやすい方で投げ、打ちやすい方で打ちなさい」と指導され、スタイルが定着した。高校入学後、左打ちに転向するための練習を続けたが「通用するレベルじゃない」と断念。5回無死三塁、決勝の右犠飛は右打席で放った。

 制球難から中学までは本格的に投手を務めた経験はなく「1イニングで8四球を出したこともある」と苦笑いする。5度のサイ・ヤング賞、通算303勝、4875奪三振を誇るメジャーのレジェンド、ランディ・ジョンソンに憧れ、動画などで投球を研究する左腕は「まずはベスト4以上、そして甲子園に行きたい」と目を輝かせた。

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