大谷翔平、赤裸々告白!? 遠征中は真美子夫人に「寂しいと言わせたい」普段は自宅近くを散歩も

[ 2024年4月25日 05:50 ]

試合前、囲み取材で笑顔の大谷(撮影・光山 貴大)
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ドジャースの大谷翔平投手(29)が24日(日本時間25日)、ナショナルズ戦の試合前に囲み取材に応じ、好調な自らの打撃についてのみならず、元通訳で違法賭博問題にからむ銀行詐欺容疑に問われている水谷一平容疑者、そして真美子夫人(27)とのプライベート、日本のBリーグ入りを決断した同い年の渡辺雄太選手(29)について語った。大谷との一問一答は以下の通り。

――昨日(23日)のホームラン118・7マイル(約191キロ)で、打球速度は自己最速っていう感覚はあったか?
 「感覚の中でも、人生の中でもトップクラスじゃないかなと思う」

――手術して打撃が好調だが?
 「投球プログラムのリハビリはまだ続いていますが、基本的に打撃はもう終わってはいるので、どれくらい強度を高く保って毎試合出れるかというところにフォーカスしています」

――ピッチングの準備がない分、打撃に集中できるというプラス面を感じているか?
 「時間的に余裕があるのはもちろん、そうなんで、体調を管理しやすいというのはその通りかなと思います。あんまり、考える時間が長すぎても良くないのかなと思うので基本的には練習時間であったりとか、データを見る時間ていうのは例年と一緒にしています」

――手術は過去にも経験したが、今回の成功の理由は?
 「まあ、前回はちょっとその期間ヒザの不安が多かったので、そこが前回とは一番違う…ヒジ以外は、何て言うんですかね…万全な状態ではあるので、そこがまあ前回とは違うところかなと思います」

――時間の使い方、膝の不安がない以外にプラスの要因はあるか?
 「あんまりその、新しいチームに来て新しい打線の中に入ってるので、あまり自分の状態がどうのこうのっていうのを気にしている余裕は今のところないかなと思っていて、まあ本当に勉強の途中かなっていう感じです」

――トロントに関して(オフ期間に)騒ぎがあったが、トロントファンに申し訳ない気持ちは?
 「行った、行かないに関してはボクもビックリしてたので、そこはまあファンと同じような心境でその時はいましたけど、まあ実際に話もさせてもらいましたし、本当に素晴らしい球団だなっていうのはボクはまあ個人的にも感じてはいたので、ファンの人も含めてチームは好きですし、なのでまあ行くこと自体はすごく楽しみにしているし、そこでプレーすることも楽しみにはしています」

――(トロント行きの)フライト(に乗った)のニュース(誤報)は見ていたか?
 「ニュースで言われて、僕は乗ってないんだけどなと」

――監督が、大谷選手がストライクゾーンのスイングを色々調整していると言っていたが?
 「そうですね、監督と話して、打撃コーチもそうですけど毎日話しますし、基本的にまあ打撃コーチは動作的な問題がメーンですけど、監督とはそういうアプローチの話をして、まあ自分も納得する部分はありますし、早い段階でそういうふうに対策を打つことで、今後プレーしやすくなるっていう話はしてたので、それはお互いによりゲームを作る上でかみ合っていけばな…と」

――ここ数週間、クラブハウスで大谷選手の存在感を前より感じる。通訳が変わったことによって何か変わったのか?
 「新しい通訳が素晴らしいんじゃないですか(笑)」

――一平容疑者のことで経済的な部分でマイナスがあった。親友がいなくなったことで、感情的に何か感じるものはあるか?
 「まあまだ調査自体は続いているので、まだ全部が終わったっていうわけではもちろんないですし、それ以上にチームメイトに、チームもそうですけど、この件もそうですけど、支えてもらってるサポートしてくれている人たちがたくさんいるので、むしろそっちの方がありがたいなというか、そういうふうに感じる場面の方が多いかなという感じです」

――トロント以外にどの球団と話したか?
 「ここでココ、ココっていうのは言えない。もちろん向こうが言う分には、ボクの方からは構わないんですけど、シーズン中で、チームとして動いているし、迷惑もかかるかもわからない。ここで具体的な名前は控えたい」

――後輩の佐々木麟太郎選手がスタンフォード大に入った。助言などは?
 「それはしないですね。基本的にもう自分が選んだところがベストな選択だと思いますし、ボクもそうやっていろいろ決めてはきているので、本人が納得して選んだっていうのが一番大事だと思うので。助言っていうのはないですね」

――監督のホームラン記録が近いが?
 「できれば今日(24日)できれば一番いいですけど、ベストを尽くしたいと思います」

――ラインドライブの打球。人生で一番とどのあたりで感じたか
 「まあ、打感というか、当たったポイントもそうですし、タミング的にこうドンピシャだったかなと」

――去年の打撃がすごく良かったと話していた。一つ段階は進んだのか。去年に戻ったのか?
 「まあ、段階は進んでいるとは思います。それはまあ上にいけば、伸び率みたいなものは当然下がってくるとは思いますけど、細部の部分というか細かい部分?っていうのはちょっとずつこう上がってくるもんだと思うので、もちろん変える部分もありますけど、継続して取り組んで伸ばしていくっていう部分もあるので、そこはどっちもかなと思います」

――打撃好調の中で、シカゴでクリケットバットで調整した。新しい試みは?
 「それは練習の一環ではあるので、過度にやりすぎることで逆に良くなかったりとか、それはバランスの問題なので、そこのバランスの調整…こういう打てない要因がここにあるんだったらこの練習みたいな、そのバランスの感覚っていうのが大事かなとは思います」

――今回の遠征に奥様は?
 「来てないです」

――以前からシーズン中は野球に集中したいというのは言っているが、結婚して遠征先に(夫人を)連れて外でてみたり、違う時間を過ごしたいというのは?
 「まあでも、休みがそこまでまだ。基本的に休みの移動がウチ、結構多いので、あまり自宅で丸一日休みみたいなのが今のところあんまりない。一緒に散歩行ったりとかそういうのはしますけど、まだそこまで丸一日どこかに行くみたいなのはないかなとは思います」

――寂しくはないですか?
 「寂しいと言わせたいです(笑)」

――渡辺雄太選手が日本に帰る決断をしましたが?
 「決断自体はもちろんリスペクトしてますし、本人がもちろん納得して選んだ道っていうのが本人にとって一番いい選択だと僕は思うので、そこはもちろんリスペクトしてますし、まあ日本人の選手としてアメリカでやってたのも…まあ同級生でしたしそこはボクも、寂しい気持ちと改めて頑張ってほしいなという気持ちのどっちもあるかと思います」

――最後、メッセージのやり取りはあったのですか?
 「共通の方からいろいろ話は聞いていたので、まあ落ち着いた段階で(連絡)したいなとは思ってました」

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