【沖縄】ドラ1候補の興南・宮城大が14K完投、初回失点も冷静修正「勢いあれば振ってくる」

[ 2019年7月21日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 沖縄大会準決勝   興南4―2美里工 ( 2019年7月20日    沖縄セルラー )

<興南・美里工>14奪三振で完投した興南の宮城大(琉球新報提供)
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 動じない。今秋のドラフト1位候補の興南(沖縄)・宮城大が4安打2失点の完投。14奪三振の力投で決勝進出へ導き「2回以降はしっかり修正できた」と胸を張った。

 初回は「腕の振りが弱く、置きに行った」と適時打で1点を失ったが「まずはストライク。ボール球でも勢いがあれば振ってくる」と冷静に自己分析して立ち直った。終盤は雨も降り出し、球の切れも落ちたが「最後まで押していくという気持ちだった」と136球を投げ抜いた。

 3年連続の夏の甲子園出場をかけ、21日に沖縄尚学とぶつかる。「もっと厳しい戦いになる。修正して圧倒的な力で勝ちたい」。その目は鋭く頂点を見据えた。

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2019年7月21日のニュース