【長野】30年ぶり公立対決!「つなぐ打撃」飯山が決勝進出 吉池監督「全力でやりきる」

[ 2019年7月21日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 長野大会準決勝   飯山3―0上田西 ( 2019年7月20日 )

<上田西・飯山> 7回無失点の好投をみせた飯山・常田
Photo By スポニチ

 飯山(長野)が4戦連続コールド勝ちの第3シード上田西を3―0と退け、初の決勝進出だ。昨秋は県8強入りで今春のセンバツの長野県推薦校に選ばれたが、春の県大会は初戦敗退。その反省から磨いてきたつなぐ打撃で2、4、8回に1点ずつ奪い、常田、岡田の右左継投で完封した。

 豪雪地の飯山市内にあった3校が2016年に完全統合して誕生したチームだが、前身3校も届かなかった甲子園まであと1勝。昨秋から指揮を執る吉池拓弥監督は「最後まで全力でやりきるだけ」と、長野大会30年ぶりとなる伊那弥生ケ丘との公立校同士の決勝戦をにらんだ。

 ≪前回は丸子実VS岡谷南≫長野県で公立校同士の決勝開催は丸子実(現丸子修学館)が岡谷南を5―4で破った1989年以来30年ぶり。過去10年で公立校の決勝進出は2010年・松本工、14年・長野商しかなく、優勝は松本工が最後。

続きを表示

2019年7月21日のニュース