大谷 イチと引退後初対面 試合はお得意様に完敗、打率2割台に…

[ 2019年7月21日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス0―10マリナーズ ( 2019年7月19日    シアトル )

試合前にイチロー氏(左)と握手する大谷
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 エンゼルス・大谷はお得意さまだったマリナーズ・リークの前に沈黙し、チームも9回先頭まで完全投球を許し完敗。初回は中飛に倒れ、見逃し三振、一ゴロで打率は3割を切り・297となった。

 試合前までリークとは13打数でメジャー投手最多の6安打、1本塁打を放ち、打率・462だった。12日には初回で7失点KOに追い込み、自軍投手が継投ノーヒットノーランを達成していた。一転してこの日は別人のような投球に手も足も出ず、ブラッド・オースマス監督は「全ての球種が良く、打者は仕事をさせてもらえなかった」と相手を称えた。

 練習中にはマ軍のイチロー会長付特別補佐兼インストラクターの元へ駆けつけた。「(あいさつが遅れて)すみません」と同氏引退後、初対面。イチロー氏は「ありがとう」と笑顔で握手を交わしていた。(後藤 茂樹)

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