広島・救援陣フル回転 菊池保がG打線K斬り&今村6戦零封で331日ぶり勝利

[ 2019年7月21日 05:30 ]

セ・リーグ   広島4-2巨人 ( 2019年7月20日    マツダ )

今季初勝利を挙げた今村(撮影・奥 調)
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 広島の連夜の逆転勝利は、救援陣の働き抜きには語れない。2点劣勢の6回から登板した菊池保は亀井、坂本勇を三振に斬るなど3者凡退。2イニング目は、先頭の丸への四球から2死一、二塁とされたが代打阿部を左飛に仕留めた。

 「四球は出してしまったけど、抑えられてよかった」

 同点の8回には、前日に被弾したレグナルトではなく今村が向かった。2死から亀井に内野安打を許したが坂本勇を三飛に打ち取った。今季6試合目でいまだ無失点。直後にバティスタの勝ち越し2ランが飛び出し331日ぶりの勝利が転がりこんだ。「(8回は)難しいのは難しいけど、やることは一緒。変な力を入れることなくできた」と平然と振り返った。

 佐々岡投手コーチは「今日は今村と決めていた。これからは、8回をレグナルトと今村でやっていく」と“新・勝利の方程式”について言及。一岡、中村恭らが2軍調整中でも、19日には菊池保、遠藤が無失点でつないで5点差逆転を呼んだ。同コーチも「中継ぎ陣がいい流れを持ち込んでくれている」と勝因に挙げた。

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2019年7月21日のニュース