日本4発9点!3大会ぶりV懸け最終決戦へ 日米大学野球

[ 2019年7月21日 05:30 ]

日米大学野球第4戦   日本9-1米国 ( 2019年7月20日    福島・ヨーク開成山スタジアム )

8回、二塁打を放った佐藤都
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 第43回日米大学野球選手権大会の第4戦が20日、福島県郡山市のヨーク開成山スタジアムで行われ、日本が4本塁打を含む12安打9得点で通算2勝2敗の五分に戻した。海野隆司捕手(東海大4年)が先制2ランを放つと、郡司裕也捕手(慶大4年)が2本塁打。日本は3大会ぶりの優勝を懸け、21日の最終戦(神宮)に挑む。

 試合後のベンチに選手たちの「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー!」の大合唱が響いた。勝利と同時に祝ったのは谷口英規コーチの誕生日だった。

 ここに来て、チームがひとつになった。米国に王手をかけられて臨んだ一戦。3回に海野がL・アレンのチェンジアップを先制の左越えソロ。4回には郡司が右中間へのソロ。5回は牧が2番手のバーレソンからバックスクリーンへの特大ソロ。6回は郡司の2打席連発となる左越えソロで8点目を挙げ、米国を突き放した。

 第3戦で1安打零敗を喫して郡山に移動した前夜、監督、スタッフ、選手全員で決起集会を開いた。生田勉監督は「攻めて結果が悪ければ仕方ない」と積極的な打撃を指示。郡司は「初スタメンで結果を出そうと思った」。最終戦に勝てば3大会ぶりの優勝が決まる。海野は「何が何でも勝つ」と、必勝を期した。(君島 圭介)

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2019年7月21日のニュース