【奈良】智弁学園、7点差逆転!奈良大付との注目対決制した

[ 2019年7月21日 18:48 ]

第101回全国高校野球選手権 奈良大会3回戦   奈良大付7―9智弁学園 ( 2019年7月21日    佐藤薬品スタジアム )

<智弁学園・奈良大付>3番手で登板した1年生西村は、最後の打者を三振に打ち取り雄叫びを上げる(撮影・井垣 忠夫)
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 昨夏甲子園出場の奈良大付の打線が序盤から火を噴いた。3年ぶり19回目の出場を目指す智弁学園との注目対決は、意外な展開となった。

 2回1死三塁から先発・丸野の中前打で先制すると、吉岡の中犠飛で加点。4回には1番から4番の4連打で1点を加えると、6番福島が左翼に3ラン。5点を挙げた。

 智弁学園は先発・小畠、4番・前川と1年生を重要ポイントに据えたが、これが裏目と出た。それでも4回に2点、5回に3点を返し、中盤で2点差と粘りを発揮。6回には坂下主将の右中間三塁打、6番吉村の左越え2ランでついに試合を引っ繰り返した。

 智弁学園は3番手に、これも1年生の西村をマウンドに送った。中学時代に京都シニアで全国大会ベスト8も経験した左腕は期待に応え、緩急をつけた投球で奈良大付を抑え、リードを死守。智弁学園は逆転で死闘を制した。

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2019年7月21日のニュース