【大阪】八尾翠翔、4年ぶり4回戦進出!アクシデントも最後まで“全力校歌”

[ 2019年7月21日 15:32 ]

第101回全国高校野球選手権 大阪大会3回戦   八尾翠翔11―3布施 ( 2019年7月21日    シティ信金 )

<布施・八尾翠翔>7回コールドで勝利し校歌を歌う八尾翠翔ナイン(撮影・後藤 正志)
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 八尾翠翔がコールドで4年ぶりの4回戦進出を決めた。7―3の7回、2安打に4四死球を絡め、打者9人攻撃で一挙4得点。持ち味の攻撃力で押し切った。

 試合後も会場を湧かせたのは本塁付近への整列後、全員で体を反り返らせて大声で歌う“全力校歌”。途中で放送音が途絶えるアクシデントに見舞われたが、お構いなしで最後まで全力で歌い上げた。主将の川崎愛斗捕手(3年)は「入学して、まずはじめに叩き込まれるのが全力校歌。これができないと野球部じゃない」と部に脈々と受け継がれる、何事にも全力を尽くす伝統をしっかり受け継いでいる。

 「日常的に、学校行事でも野球部は全力で歌っている。今日はスタンドのお客さんも、手拍子をしてくれてうれしかった」と笑顔を見せた主将。「歌えるだけ歌いたい」と4回戦以降も無欲で全力の進撃を続ける。

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2019年7月21日のニュース