【三重】宇治山田商、逆転で3回戦進出 飯嶋主将、初登板で3人ピシャリ「早く投げたかった」

[ 2019年7月21日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 三重大会2回戦   宇治山田商8―3宇治山田 ( 2019年7月20日    津市営 )

<宇治山田商・宇治山田>宇治山田商・飯嶋は9回から登板し3者凡退に抑える
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 宇治山田商が同地区の伝統校同士の一戦を制し、3回戦に駒を進めた。1点を追う2回に飯嶋哲平内野手(3年)の適時打と相手の暴投で逆転。4回に再逆転を許したが、5回に浜田将成内野手(3年)の適時打で追いつき、再び相手の暴投で勝ち越し点を挙げた。

 村田治樹監督は「点を取られたが、すぐに取り返せたのが大きかった。投げさせたかった投手にメドがついたのも大きい」と手応えを示した。

 9回に3番手で登板した背番号6で主将の飯嶋は、3人でピシャリ。最後の球は自己最速にあと1キロに迫る138キロを計測し「(自分も)早く投げたかったので、気合を入れていきました。球は走っていたと思います」と笑った。

 地元では山商(やましょう)の愛称で親しまれ、創部98年を誇るが、夏の甲子園出場は中井大介(現DeNA)を擁した2007年が最後になる。13日の1回戦は、8―1でシード校の津商に完勝。勢いのつく勝ち方が続き、村田監督は「なんとか復活させなあかんのでね。でも、勝たせてあげられるだけのチームになったと思う」と進撃に期待した。

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2019年7月21日のニュース