巨人・丸の平成No・1ゲームは“七夕の奇跡”「凄い衝撃だった」

[ 2019年7月21日 09:00 ]

2017年7月7日、ヤクルト戦の9回、逆転3ランを放ち拳を突き上げる広島・新井
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 令和になって2カ月半。平成の30年間では、WBC2連覇や10・8決戦、楽天・田中将大のシーズン24勝無敗…。野球界でも多くの名場面が生まれた。

 令和初の優勝に向かって独走する巨人。平成元年生まれで広島から移籍した丸に、平成で印象に残った試合を聞いてみた。

 「難しいな…」と悩みながらも「七夕の奇跡ですかね」と回答。七夕の奇跡とは、17年7月7日、広島がヤクルト戦で、5点ビハインドの9回に6点を奪って大逆転した試合のこと。2点差に詰め寄り、最後は代打・新井が逆転3ランを放った劇的な試合だ。

 「あれは正直、もうないでしょうね。凄い衝撃的でしたね。しかも決めたのが、新井さんっていうのが、インパクト強くて」と丸。当時、チームの支柱だった背番号25の一振りは、あまりに鮮烈だった。「ライアン(小川)が抑えで出てきて、正直厳しいなという雰囲気出てたけれど、つながってつながって。最後に新井さん。ここで打ったら凄いなあって思ってたら、ほんまに打った。あの試合は、見てる方もやってる方も凄い衝撃だった」といつも冷静な丸も少し興奮気味に振り返った。

 令和では、背番号8が球史に残る活躍を見せてくれるはずだ。(記者コラム・青森 正宣)

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2019年7月21日のニュース