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【自転車やろうぜ!!】ドロンジョーヌ恩田 興奮3段階ギア

[ 2015年4月3日 05:30 ]

颯爽と自転車で駆け抜けるドロンジョーヌ恩田
Photo By スポニチ

 待ちに待った春本番。さあ、ロードバイクに乗って街に出よう!といっても、どこをどう走ればいいの?服装は?何に気を付ければいいの?さっぱり分からん、というビギナーのために、この欄でもスポットを当てた謎の自転車キャラ、ドロンジョーヌ恩田(30代・人妻)が再登場!ロードバイク関連のソボクな疑問にお答えします。

 自転車を始めたのは20代終盤。それも夫の意向で無理やりだったドロンジョーヌも、今やプロ真っ青の軽量カーボンバイクを操って周囲をブイブイ言わせる(古い?)ロードバイク乗りとして有名だ。当たり前だが、初めは誰でも初心者。自らの経験を踏まえ、今春からロードデビューを果たす迷える子羊に優しいアドバイスを送ってもらった。

 「まずは走りだすことが大事!そのためには目的地を面白く設定するのがいいんじゃないかな」

 いきなりサイクリングロード、でなくてもいい。たとえば自宅から2駅先に行ってみたかったスイーツショップがあるとする。そこまで自転車で出かけ、味わって帰る。これで十分。

 「その目的地をネットで探したり、誰かと相談したりすることそのものも楽しい。で、当日も食べて満喫。スマホで写真に撮り、帰宅後に見返すのもグッド。前戯→最中→後戯の3段階を楽しむ。これが自転車の奥義です」

 なんの話か分からなくなってきたが、距離は片道5キロくらいが適度とか。往復で10キロ。ビギナーが走る距離として「2桁になると実感が湧きますからね」。なるほど。「でもお店の定休日には行くなよ!出かける前によく調べてね」。はいはい。

 服装はどんなのがいいんでしょうか?「いかにも」って感じのロード専門ピチピチジャージーを着るのはさすがに恥ずかしい。

 「自分の好きな服装でいいんです。右足の裾だけギアに巻き込まれないよう注意すればね。できれば明るい色がいいなあ。気分も盛り上がるし、なによりも周囲に目立つから安全面でもいいことなんです」

 確かにクルマを運転していても派手なウエアは目につきやすいからなあ。とはいっても、自転車をこいでいると足が太くなるんでしょ?それがいやという女子が多いんですが。

 「いやむしろ全く逆で、マラソン選手みたいにどんどん細くなりますって。ロードバイクはギアが20~22段もあって、予想以上に軽くすることができるんです。重いギアをぎしぎし踏むとたくましい足になってしまいますが、軽いギアでくるくる回す分には大丈夫ですから!」

 1分間100回転くらいが理想とか。「ちなみに上半身をあまり動かさないので、おっぱいも垂れずに済みます」って、そこまで聞いてないんですけど。

 季節的には紫外線も気になりますね~。

 「以前は半袖・短パン好きだったのでUVカットオイルを塗りまくってましたが、今の機能シャツは性能がいいので夏も涼しい。だから上は長袖、下は七分裾のタイツでOK。顔は大型マスクにサングラスで完全防備。怪しい!けど気にしないっ!」

 ロードバイク、思ったほどハードルは高くなさそう。早速、乗ってみようかな。

 「ホントはヘルメットの着用や保険の加入も勧めたいんですが、まずは左側通行だけを守ってね!」

 ◆ドロンジョーヌ恩田 本名、生年月日非公表のイラストレーター兼コラムニスト。06年に「バイシクルクラブ」(エイ出版)でデビュー、現在は「サイクルスポーツ」(八重洲出版)や朝日新聞埼玉版に連載を持つ。著作は「嗚呼 愛しき自転車乗り」(エイ出版)「ドロンジョーヌ恩田の自転車美女入門」(山と渓谷社)など多数。

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