×

旅・グルメ・健康

【祥子の一度は入ってみたい絶景温泉】柔らかで優しく全身包まれ美人になれる湯

[ 2018年9月28日 12:00 ]

抜けるような青空と美しい景色を背に温泉でリラックスする祥子(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 お色気たっぷりの“謎の美女”祥子(33)がインスタ映えする絶景の名湯を紹介する「祥子の絶景温泉」。今回は新潟県南魚沼市の大沢山温泉「里山十帖(じゅうじょう)」を訪ねました。雑誌「自遊人」を発行する自遊人が4年前にオープンさせた温泉宿で、露天風呂はラジオの絶景露天風呂ランキングで1位に選ばれたほど。ぜひ行かなくっちゃ〜。

 「うわ〜、ステキ!」。JR上越線大沢駅から送迎車で5分。標高約400メートルの山あいにある里山十帖の露天風呂「湯処天の川」に出た途端、思わず叫んでしまいました。

 透明のお湯が陽光に輝く長方形の浴槽からは深緑の草原、森林が広がり、その向こうには日本百名山・巻機山など標高2000メートル前後の上信越国境の山々が望めるんです。FMラジオの絶景ランキングで1位に選ばれたのも納得ですね。

 見とれたまま身を沈めると、肌がぬるぬるするほど柔らかで優しいお湯が全身を包みます。泉質はアルカリ性(Ph8・6)のナトリウム―塩化物・炭酸水素温泉で「美肌の湯」と呼ばれるユエン。身も心も美人になったような気分です。

 それは景色や温泉のせいだけではありません。築150年の古民家を移築、リノベーションしたという建物も洗練された造りで、重厚な扉をくぐると高さ10メートルもある吹き抜けのロビー。中央には彫刻家・大平龍一氏によるクスノキの、背丈ほどもある巨大な「福小槌(こづち)」が置かれ、心身とも引き締まります。

 「十帖は食、遊、衣など10の物語という意味で、新しいライフスタイルを提案したいと思っています」と広報の安達千晶さん。パンフレットはなく、お部屋以外に冊子を置かないというのもそんなこだわりからでしょうか。実にスマートです。

 すっかりデトックスしたと思ったらおなかがすいて、南魚沼市を中心に71店舗で提供中の「本気(マジ)丼」を食べに農家が営む「農家レストランまつえんどん」へ。じっくり煮込んだにいがた和牛のすじと、糀(こうじ)で炒めた季節の野菜を載せた丼(税込み1500円)で、コシヒカリの新米と牛すじの濃厚な味わいがマジにおいしい!

 帰路は新幹線に乗るため旅館からタクシーで20分の越後湯沢駅に向かったんですが、駅構内の「ぽんしゅ館」では県内全酒蔵(129)のお酒が500円でお猪口(ちょこ)5杯まで飲めるんです。祥子も5杯頂いて超いい気分。隣には「酒風呂温泉」があるんですが、お猪口が酒風呂のようでした。     

◇大沢山温泉◇▽アクセス 車は関越道塩沢石打ICから10分。まつえんどんは六日町駅からタクシーで5分

▽宿泊 旅館3軒。里山十帖は1泊2食付き2万6800円(1室2人利用)から。10〜12月のプレデスティネーションキャンペーンで特別プラン「ひとり割」(1泊2食=夕食は里山十帖コース=3万1800円から)を実施

 ▽問い合わせ 里山十帖=(電)025(783)6777、まつえんどん=(電)同(775)7401、ぽんしゅ館=(電)同(784)3758

 ◆祥子(しょうこ) 1985年(昭60)4月13日生まれ、熊本県出身。タレントで温泉ソムリエの資格を持つ。週刊ポストのグラビア連載「謎の美女」で人気に。MXテレビ「バラいろダンディ」(金曜レギュラー)に出演中。写真集「鍵―KEY―」(講談社)など絶賛発売中。4枚目のDVD「色情誘惑」(メディアランド)を新発売。身長1メートル64、B85・W58・H86。血液型A。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る