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【祥子 酒と湯宿と男と女】静岡県東伊豆・熱川温泉 一足先に“春”到来

[ 2018年2月28日 12:00 ]

熱川の景色と海を一望できる屋上天空露天風呂に入り、開放的な気分になる祥子
Photo By スポニチ

 お色気たっぷりの“謎の美女”祥子(32)が温泉と地酒に酔いしれながら男も女も元気になる名湯を紹介する「酒と湯宿と男と女」。今回は静岡県・東伊豆の熱川(あたがわ)温泉に出掛けました。天城連山の山麓に広がる温泉で、町の至る所から湯煙が立ち込め情緒たっぷり。眼下に広がる太平洋の海の青さが晩冬の寒さを忘れさせてくれました。

 東京からJR特急踊り子号で約2時間。伊豆熱川駅に降り立つと、あちこちで湯煙が上がっていました。駅そばの観光協会によると、温泉街には自噴の温泉櫓(やぐら)が20本あり湯量がとても豊富とか。期待に胸膨らませて、駅から徒歩10分の高台にある「熱川プリンスホテル」におじゃましました。

 このホテル、最上5階にオーシャンビューが売り物のプレミアムエリア「Qoomo(くーも)」(5室)がリニューアルオープンしたばかりですが、それ以上に眺望が素晴らしかったのが、その上にある「屋上天空露天風呂」。海抜80メートル。眼下には温泉街からマリンブルーの海が広がり、遠く大島や利島なども望める、まさに天空に浮かぶ露天風呂。旅装を解く間もなく身を沈めました。

 毎分200リットルの湧出量という2本の源泉から引かれる温泉も負けていません。アルカリ性(ph8・7)のナトリウム―塩化物・硫酸塩泉で、「熱川」らしく96度と熱いため42度に加水調整。とてもなめらかで肌なじみも良く、お風呂上がりもしっとり感が残って肌のアンチエイジングが期待できそう。若返ったような気にさえなりました。

 隣の足湯も利用して温泉と絶景を堪能した後は、グラスで飲む利き酒セット(3種800円)をいただきました。「熱川」(富士高砂酒造)、「志太泉」(志太泉酒造)、「正雪」(神沢川酒造)で、順にコクがあり、スッキリして、まろやかと個性的な味わい。いつの間にか満開間近の河津桜のように頬がピンク色になっちゃって。

 その頬をさらに染めてくれたのが、駅から徒歩3分の「お湯かけ弁財天」。お金を温泉で洗えば金運アップというパワースポットですが、気になったのはそばの梛(なぎ)の木。古来「縁結びの木」といわれ、観光協会で販売する絵馬(200円)に願いを書いて結ぶと成就するとか。祥子も絵馬に「素敵な出逢(あ)いがありますように」と書いて結んでみましたが、かなうといいな〜。

 ◆祥子(しょうこ)1985年(昭60)4月13日、熊本県出身。タレントで温泉ソムリエの資格を持つ。週刊ポストのグラビア連載「謎の美女」で人気に。MXテレビ「バラいろダンディ」(水曜レギュラー)に出演中。DVD「誘う女」(スパイスビジュアル)を新発売。写真集「鍵―KEY―」(講談社)など絶賛発売中。身長1メートル64、B85・W58・H86。血液型A。

 ◇熱川温泉◇

 ▽アクセス 車は小田原厚木道から国道135号

 ▽宿泊 ホテル・旅館17軒。熱川プリンスホテルは1泊2食付き1万6000円から、くーもは同2万6000円から。天空露天以外に12の風呂。日帰り入浴1000円

 ▽湯めぐりチケット 3カ所の風呂に入って1200円

 ▽問い合わせ 熱川プリンスホテル=(電)0557(23)1234、熱川温泉観光協会=(電)同1505

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