蓮舫氏　都知事選出馬は会見前夜に決断か　友人RIKACOもエール「東京背負うにはピッタリの女性」

立憲民主党の蓮舫参院議員
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　政治ジャーナリストの田崎史郎氏が27日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金後1・55）に出演し、7月の東京都知事選への出馬を表明した立憲民主党の蓮舫参院議員（56）について言及した。

　田崎氏は番組出演の直前に蓮舫氏の側近に取材。それによると、出馬を決断したのは前夜の26日だったという。決断を後押ししたのは前日に行われた東京都議会議員補欠選挙。トップ当選が立憲民主党の候補者で、2位当選も野党系の無所属。自民党の候補者は3位で落選となった。「本来なら当選を見込まれていた自民党の公認候補が敗れ、これだったら（東京知事選も）いける、と最終的に判断されたようだ」と、側近が語る決断理由を示した。加えて前日の静岡知事選も追い風となった。田崎氏は「こちらも立憲の推薦候補者が勝ったことも、もちろん決断の大きな要因です」と付け加えた。

　蓮舫氏は会見冒頭で自民党の裏金問題を批判。田崎氏は「（現職の）小池知事は自民党が推薦する見通しなので、そこで“反自民”。そして、小池さんが公約は守ってこなかったということで“非小池都政”。この方法は看板としては鮮やか」と高く評価した。

　番組にはタレントのRIKACO（59）が出演。1980年代前半から90年代前半にかけて、蓮舫氏とはモデルの仕事やテレビのバラエティー番組などで何度も共演した。「蓮舫はもともとクラリオンガール。素敵なデビューを飾っているんですけど、その蓮舫がこうして政治に携わってくれていて、本当に立派な女性になっているというのを誇りに思っている」と目を細めた。

　その人間性についても絶賛。「昔からウソがなくて真っすぐな女性。私は、東京を背負うにはピッタリの女性と思ってます。頑張って欲しい」とエールを送った。

　都知事選には小池氏が出馬の意向。また、広島県安芸高田市の石丸伸二市長も出馬表明しており、蓮舫氏が参戦となると激しい選挙戦が繰り広げられることになりそうだ。