戸田恵子　MC業始めたころの中居正広の“瞬発力”に驚き「その返しが素晴らしいなって」

戸田恵子
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　女優の戸田恵子（66）が、26日放送のフジテレビ系「だれかtoなかい」（日曜後9・00）にゲスト出演し、MCのタレント中居正広（51）とのエピソードを語った。

　戸田は99年に放送された同局系ドラマ特番「古畑任三郎vsSMAP」で、当時国民的人気を誇っていた中居らSMAP5人と初共演。5人は本人役で、戸田はそのマネジャー役だった。

　中居と当時、話したことも覚えているという。「ちょうど中居さんがMCの仕事が始まったくらいの時期で。私は覚えてるんだけど、“中居君さ、これからMCみたいな、司会者みたいなことをやっていくの？古い話だけど、玉置宏みたいになるの？関口宏さんみたいになるの？”って、私が冗談で言ったの。そしたら、（中居が）“久米宏さんみたいになろうかな”って」。とっさのやりとりで、テレビ史に残る“宏”つながりの名司会者を挙げて返してきたことに驚いたといい、「宏、宏でさ、ちゃんと宏をつなげてさ」と目を丸くした。

　中居が「玉置宏、関口宏だから、何となく久米宏かなって。生島ヒロシではなかった」とジョークまじりに返すと、ダブルMCのムロツヨシが「それ最後、言わなくていいじゃん！？」とツッコミを入れていた。

　とはいえ、中居はそれをネタにしたあいさつをして、大スベリしたことがあるという。「自己紹介で、“憧れの人は、関口宏、久米宏、生島ヒロシ、3人のヒロシを目指しているアイドルです。よろしくお願いしま～す！”って言ったら、シーンとなった」と告白。「冗談で言ってるんだけど、何となく本気でもあるんです。本気じゃなければ、こんな冗談もみたいな感じでしたけど、入ってみたら、恐れ多いことを言ってたなみたいな」と、司会者の道を進む覚悟もちらつかせていた。

　それでも、戸田は中居のセンスに「その返しが素晴らしいなって」と、あらためて感心していた。