富司純子 81歳夫の決断見守る 尾上菊五郎 歌舞伎界初の2人態勢発表会見 78歳と思えないほほえみで

[ 2024年5月27日 16:26 ]

富司純子
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 歌舞伎俳優の尾上菊五郎(81)、菊之助(46)、丑之助(10)が27日、都内で会見し、菊之助が来年5月に8代目の尾上菊五郎、丑之助が6代目菊之助を襲名することを発表した。現在の菊之助の父で当代の7代目菊五郎はそのまま菊五郎を名乗る。「尾上菊五郎」は歌舞伎最高峰「市川團十郎」に次ぐ大名跡だ。

 過去に「中村福助」がお家騒動で東京、大阪の東西に1人ずつ存在したことはあった。それ以外では、同じ大名跡の役者が同時期に2人在するのは歌舞伎400年の歴史で初めてという。

 異例の“菊五郎2人態勢”を決めた理由を語る菊五郎を妻で女優の富司純子(78)は会場の後方で、息子・菊之助の妻と並んで見守っていた。

 菊五郎は「七代目どうするんだと言う言葉があると思いますが、私も52年間名乗らせてもらった名前を今更変える気はなくて、七代目菊五郎も歌舞伎人生を全うしたいと思いますので、それまでは私も負けずに努めてまいりたいと思います」と7代目菊五郎として舞台に上がり続けることを表明。

 決断の理由について「52年間、菊五郎という名前を継がせていただいているとね、だんだん自分のものになってきちゃうんですよ。それをね、一皮脱いでね、全然違う名前になって、これからあと何年芸能生活が送れるのか。皆様に認知する前に幕を閉じちゃう。そういうのは寂しくて、わがままですけども、そうしてもらいたいなと言う意味で他の名前を継ぐことは考えませんでした」と説明した。

 この様子を富司は78歳とは思えない凜(りん)とした姿でほほえみを浮かべて見つめていた。

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