スタレビ長期ツアー最終日にサプライズ!がんで声帯切除の試練乗り越えたVOH林が1年7カ月ぶり登場

[ 2024年5月27日 18:00 ]

「スターダスト☆レビュー」のツアー最終公演アンコール後、サプライズで登場した林“VOH”紀勝(右から3人目)とともに、ファンにあいさつする(左から)柿沼清史、寺田正美、根本要、添田啓二、岡崎昌幸(Photo by MASA)
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 人気バンド「スターダスト☆レビュー」が今月25日、デビュー43周年ツアー「スターダスト☆レビュー ツアー2022~24『ブギウギ ワンダー☆レビュー』」の最終公演を福島・けんしん郡山文化センターで開催。1年7カ月、110公演に及ぶロングツアーを完走した。

 前回のツアーでは地震の影響で中止となった郡山を今回の最終地に。ボーカル&ギターの根本要は「この人たちがいなかったら、スターダスト☆レビューの40年なんて夢のまた夢のまた夢でした。スターダスト☆レビューのバックコーラス&ダンサーはオマエらだー!!」と熱いメッセージをファンに送った。

 アンコール後には、喉頭がん治療のため休養中のメンバー、パーカッション&コーラス担当・林“VOH”紀勝のメッセージと動画が画面に流れ、なんとさらにVOH林本人がステージに登場した。

 2022年10月にがんを公表すると同時に今ツアーの休演を発表。声帯切除という試練も乗り越え、ツアー期間と同じ1年7カ月ぶりに公の場に姿を見せたVOH林に、知らされていなかったメンバーとファンは大興奮!大歓声で迎え入れた。最後の最後に待っていたビッグサプライズ。場内が多幸感に包まれ、長いツアーは幕を閉じた。

 22年10月22日の神奈川・座間公演を皮切りにスタートした同ツアー。コロナ禍の影響が残る開幕当初から、「ライブバンド」と呼ばれるスタレビならではのサービス精神を発揮。日替わりで演奏曲を10曲変えるプレーヤーには負担の大きいセットリストをあえて組んで、リピート客も楽しませた。

 ホールツアーと夏の野外編、アコースティック編と、1ツアーの中に更に別企画のツアーも組み、17万人を動員した。

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