森永卓郎氏 蓮舫氏が都知事選出馬で小池氏と対抗に「相撲の番付で東西の横綱が」「面白くなってきた」

[ 2024年5月27日 12:25 ]

経済アナリストの森永卓郎氏
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 がん闘病中の経済アナリスト・森永卓郎氏(66)が27日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に生出演。立憲民主党の蓮舫参院議員(56)が7月7日投開票の東京都知事選に立候補する意向を固めたことについてコメントした。

 蓮舫氏は27日午後にも記者会見して正式表明する。関係者が同日明らかにした。都知事選の告示日は6月20日。現職の小池百合子知事が3選出馬の意向を固めており、対抗する構図が見込まれる。

 これについて森永氏は「私の正直な感想は、小池都知事が出馬する。ここに蓮舫さんが出てくる。相撲の番付で東西の横綱がそろったっていう」と話した。

 「本当に申し訳ないんですけど、大物2人そろって今までなんか“あんなこと言うけど小池さん出て来たらやっぱり一人勝ちだよね”っていう空気があったのが、がぜん面白くなってきたな」と期待を込めた。

 パーソナリティーのフリーアナウンサー・垣花正は「小池さんは無所属で立候補する意向と言いながら、どうなんでしょう、自民党が仮にちょっと応援したりしても、応援にならないですしね」と心配すると、数量政策学者の高橋洋一氏は「応援にならないけどね、まあ蓮舫さんのね勢いもモリタクさんは横綱って言ったけど、前は確かにそうだったんだけど、直近の参院選はねえ、4位だったからね」と語った。

 垣花が「2022年の参議院選挙で、改選議席6という東京選挙区で4位当選。その前は蓮舫さんトップ当選だったので、勢いがちょっと落ちて来たとみる見方もある」と補足説明。高橋氏は「それで考えちゃうとちょっとねえ、で自民と公明がもし一緒くたになるとあれだよね、もう結構そんな票数になっちゃうしね、小池さんだって。自民が落ち目だって言うけれど、そこが見方ですよね。地方選挙は別だっていうふうに思えばね」と続けた。

 垣花が「東京都知事って振り返ってみると石原慎太郎さんしかり、都民は政治経験はもちろんなんでしょうけど、どちらかと言うとシンボリックな存在、都の顔としてのイメージみたいなものの選挙にちょっと近いイメージありますよね」と話せば、森永氏は「でもねえ権力という意味でも大きいんですよ」「あと東京都のトップの下に警視庁がいるんですよ。別に何するわけじゃないんだけど、一応組織上は警視庁より上にいくわけですよ、東京都知事って。それは力を持って」と表現した。

 垣花は「盛り上がった方がいいわけですよね。盛り上がらないまんま、7月7日を迎える可能性ありましたもんね」と歓迎すると、高橋氏は「でも後出すとすればあれでしょう。政党で言うと自民公明でしょ。自民公明が出すかどうか、でも落ち目の自民党、くっつきたくない公明もいたりしてね、そうするとこっそりとステルスで小池さんを推すっていうのが一番無難になっちゃいますよね」と推測した。

 垣花が「無所属と言いながらステルスで小池さん推し。一方で蓮舫さんが新しいイメージを打ち出してこれるのかとかそこらへんですね」と話せば、高橋氏は「立憲、共産と一緒になると思うんだけどそうするとさっきの参議院選挙のやつで言うとそれで150万(票)ぐらいいっちゃうんだよね。だから結構いい勝負にはなるわけね」と予想した。

 トータルでは「200万(票)ちょっと」が必要だと言い、「さっきの参議院選挙で自公を合わせると、大体200万ちょっとになっちゃうんだよね。そうするとやっぱり自民、公明がどういうふうになるかっていうのに依存しますわね」と説明した。

 垣花は「一方で日本維新の会も擁立を目指しているという報道もあり、広島県安芸高田市長の石丸伸二さんらも出馬の意向を示しているということで、これはまだまだ東京都知事選と言えば思わぬ人が出てくる可能性もあるので、とにもかくにも盛り上がる方がいいかなと」とまとめてみせた。

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