藤井聡太名人「内容として反省点もいろいろとあったと思いますが、何とか防衛できて良かった」

[ 2024年5月27日 20:12 ]

名人戦初防衛の藤井聡太名人(撮影・我満 晴朗)
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  将棋の第82期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)第5局は27日、北海道紋別市のホテルオホーツクパレスで第2日が指され、先手の藤井聡太名人(21)=王将含む全8冠=が挑戦者・豊島将之九段(34)を99手で下し、シリーズ成績4勝1敗で初防衛を決めた。

 藤井名人は第4局で初黒星を喫するも、第1局から3連勝とシリーズを終始リード。豊島九段の挑戦を退けた。藤井はこれでタイトル戦無傷の22連覇。21歳10カ月での名人防衛は1984年(昭59)に谷川浩司・現17世名人が樹立した22歳1カ月を更新する最年少記録となった。なお、北海道対局は無傷の7連勝。

 初防衛を決めた藤井名人は、豊島九段が本局で採用した振り飛車戦法の四間飛車については「考えられる作戦の一つかなと」と話し、封じ手前後の戦い方については「実戦的な組み立てになった」と説明した。

 4勝1敗での初防衛。シリーズを振り返り「内容として反省点もいろいろとあったと思いますが、何とか防衛できて良かった。駒組みの段階から一手一手、手探りになる将棋が多かった。形勢判断、構成の立て方に課題が残ったかなと思います」と語った藤井名人。これからも対局が続くが「引き続き精いっぱいやっていきたい」と気持ちを新たにしていた。

 5期ぶりの名人復位を目指した豊島は今局、藤井戦で初の振り飛車を採用したが及ばなかった。
 
 藤井の次局は31日の第9期叡王戦5番勝負第4局(千葉県柏市)。こちらは伊藤匠七段(21)に1勝2敗とカド番に追い込まれている。

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