尾上菊之助 異例の菊五郎2人態勢へ「父の決断に異を唱えることはありません」来年5月に菊五郎襲名へ

[ 2024年5月27日 15:59 ]

<八代目尾上菊五郎、六代目尾上菊之助襲名披露会見>会見に臨む(左から)尾上丑之助、尾上菊之助、尾上菊五郎(撮影・木村 揚輔)  
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 歌舞伎俳優の尾上菊五郎(81)、菊之助(46)、丑之助(10)が27日、都内で会見し、菊之助が来年5月に8代目の尾上菊五郎、丑之助が6代目菊之助を襲名することを発表した。現在の菊之助の父で当代の7代目菊五郎はそのまま菊五郎を名乗る。

 「尾上菊五郎」は歌舞伎最高峰「市川團十郎」に次ぐ大名跡だ。

 菊五郎は異例の2人態勢となることの理由について、「52年間、菊五郎という名前を継がせていただいているとね、だんだん自分のものになってきちゃうんですよ。それをね、一皮脱いでね、全然違う名前になって、これからあと何年芸能生活が送れるのか。皆様に認知する前に幕を閉じちゃう。そういうのは寂しくて、わがままですけども、そうしてもらいたいなと言う意味で他の名前を継ぐことは考えませんでした」と説明した。

 菊之助は「父の言葉に、決断に従って、今まで菊之助を守ってきたものですから、私は異を唱えることはございません。それが当主の決断でございますから、その思いを家族の者、一門の者が伝え、支えていくのも一族のあり方だと思います、全力で八代目を全うしたいと思います」と自身の心情を延べた。そして「歴代の菊五郎に劣らぬ役者になれるよう、一生懸命精進して参る所存でございます。そして、歌舞伎を懸命に守ってきてくださいました、先人たちに少しでも恩返しができるよう、そして感謝の念を忘れず、更に努力をして参る覚悟でございます」と抱負を語った。

 過去に「中村福助」がお家騒動で東京、大阪の東西に1人ずつ存在したことはあった。それ以外では、同じ大名跡の役者が同時期に2人在するのは歌舞伎400年の歴史で初めてという。

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